こんにちは りゅうです。
今回は
販促とは
を議題に展開していきます。
大まかな枠組みの話なので、へーって感じで読んで頂いて結構です。
初めに理解しておかないといけないことは、
販促とは成功する確率が非常に低い
という点です。
仮に10回の販促にチャレンジしても
成功するのは
おそらく1回
でしょう。
例えるなら、公務員が一年間に10回販促チラシを
まいたとします。
現実は、うち1回くらいしか手応えのあるのある結果
にならないという事。
店頭イベントを年に10回開いても、そのうち
9回は「失敗かな」という
感覚になると思います。
それだけ失敗の確立が高いもの
なのです。
冷静に考えてください。
もし、販促の成功確率が
50%を超えていたら、世の中
商売に成功した大金持ちだらけになっていますよ?
しかし、世の中の店の業績の差が
これだけ激しい現状を考えると
「販促は、うまくいかない確率の方が高い」
は明らかだと思います。
だから、商売も
「成功する為にどうする」
ではなく、
「失敗したらどうする」
を考えた方が、成功にたどり着く
最短距離のコースになるのです。
「販促は失敗が大前提」
と考えると
「商売には我慢が必要である」
が理解できると思います。
失敗ばかり続くのですから、
それだけお金と時間の投資が必要です。
お金と時間をかけなければ、
失敗もできません。
結果、
永遠に成功のやり方がわからない
という事になります。
親の築き上げた商売を守りたい二代目社長や
予算に自由がないサラリーマンの販促担当者が
なかなか成功できないのは
これらが理由になるんです。
失敗を恐れ、失敗から学ぶ努力をしない為、
ノウハウが蓄積されない状態になるんです。
そして、我慢できない経営者は失敗に耐えれずに
途中で方針を変えたり、
撤退したりするので
いつまでたっても
中途半端な販促
しかできません。
常に
「失敗しないためにそうするか」
を考えてしまう為に、
無難な戦略、
当たり障りのない従来の売り方を続け
売上を
どんどん下げてしまう
のです。
もう一つ求めらる条件は、
しつこさ
です。
失敗しても、何度も軌道修正し、テストを繰り返す。
言うのは簡単ですが、
失敗は資金面と精神面の両方
に大きなダメージを与えます。
しかし、それを乗り越えるだけのしつこさがなければ、
継続して売上を伸ばし続けられるビジネスは
到底できません。
こうしたしつこさを備えている会社というのは
得てして、コンセプトが強固な店やポリシーが
明確な組織が多く、
不景気でも売上を伸ばし続けています。
しつこくコンセプトやポリシーを
追求した結果
それがお客に伝わり
熱烈なファン作りに成功
しています。
逆に、会議室の壁に方針を貼る
HPに店のコンセプトを明記する。
それだけでは、お客に売り手側の
メッセージは
届きません。
何度も何度も、お客に伝え続ける
しつこさ
がなければ、人の心を動かす
信頼
を勝ち取れません。
最後に忘れてはいけないのは
笑い
です。
明るくなければ、
お客はお金を使おうと
しません。
面白くて楽しいイベント
チラシ
HP
これらの販促物を見ると
必ずお客は
「行ってみよう」
「お金を使ってみよう」
という気持ちになります。
商売人は
真面目
な人がほんとに多いです。
その為、販促も真面目にされますが
そこには必ず
笑い
というポジティブな要素を入れなくてはだめです。
楽しいイラストを添える
面白いキャッチコピー
それだけでも構いません。
お客様に
楽しんでもらいたい
そう気持ちが乗り移った販促は
必ず売上に直結します。
このように、販促には
我慢
しつこさ
笑い
の3つが必要なんです。
しかし、多くの小さいお店、会社は
この基本をすっとばして
センセーショナル
な販促ばかりに手を付けてしまいます。
売上が欲しいあまりに、
即効性の高い販促に目が行ってしまいがちですが
それらの販促もすべて
我慢
しつこさ
笑い
の3つの土台の上に成功があります。
ブログ・フェイスブックを毎日更新するという
我慢
は続けていますか。
自分の店のコンセプトを
DMでしつこくアピールしていますか?
楽しいポップで、
お客に笑い
を提供していますか?
今までお伝えした通り
販促は失敗するもの
ですので、商売人は
この3つの基礎をしっかり身に着けた上で
他のお店ではしていない
差別化した販促を展開して
売上をあげていきましょう。