★長期の方 大歓迎
★休日8~10日程度
★土日祝含む シフト制
★週三日以上
★実働6~8時間
★9:00~17:00 17:00~22:00などの表記
★募集人数 何人など
★アットホーム みんな仲良しなど
★応相談
★委細面談
例えば「火金だけ働きたい人」はアウトの残酷ルール
こう書いてあると「週2日」くらいから働き始めたい人が応募しにくい状況になってしまいます。
実際は何日働くかは具体的に決めていない場合が多く、
話し合いによって変わり得る点でもあるのです。
・・・本当は週三日くらい出勤してくれないと現場も回らないし、
実際には仕事を覚える新人さんにとっても
なかなか覚えられない
という実情があったとしても、
それを求人に書く必要は
ありません!
いや、むしろ
「週一日からでもご相談ください」
って書いて、面接の時に
「週何日くらい働いてみたいですか?」
と聞き、最初は週二日くらいで少しずつ慣らして、試用期間が終わる頃に様子を聞いて、
正式に勤務日数を週三日はどうかと
お勧めしてみてはいかがでしょうか。
本人に自信がつけば、話は変わってくるものなんです。
「1日5時間以下勤務希望」の人への見事な門前払い
こう書いてあると
「3~5時間くらいから働いてみよう」と思っている人が
応募できなくなってしまいます。
しかし、これも週の勤務日と同じで、話し合いや慣れによっていくらでも変わり得るものなんです。
正直な所、フルタイムに近い実働6~8時間の人が応募してきてくれると最高なんですが、
今時そういう人(特に若い人)は、正社員の働き口がいくらでもある為、
なかなか パートとして応募してくれないんです。
ただ、中高年なら、ある程度の長時間勤務のパート希望の人も少なくないので 希望はありますが・・・
書くなら
「何時間くらい働きたいですか?
店長と一緒に働き方を考えてみませんか?」
といった求人の書き方をして 面接に来てもらった時に 話し合いましょう的な書き方の方が魅力的です。
商圏内の幼稚園バスの運行体制に無頓着な店の特徴
こう書いてあると、例えば仕事探しをしている
幼稚園児のいる若いママなどは
「幼稚園のバスが子供を迎えに来るのが
9時だから、9時出勤できないわ・・」
「子供が帰ってくるのが15時だから
その時間はいないといけないけど、
17時までって書いてあるから
応募は諦めましょう・・」
となってしまいます。
さらに、ダブルワークをしたいと思っている学生なら
「17時開始だと、ちょっと間に合わない・・」
ということで、応募できなくなってます。
こちらが提示している時間枠に
ピタリと当てはまる人はまれです。
だとすれば、
「9時~22時の間で働いてみたい時間を
ご相談ください。店長と一緒に
働き方を考えてみませんか?」
と、書いてみましょう。
相談に来る人は
格段に増えます!
面接でお互いの勤務時間に折り合いをつける
話し合いをすれば、お互い納得する可能性が
ぐっと増えます。
「良かれ」と思って生み出す「アウェー感」
チームワーク良好で良い職場!
というようなイメージを伝えることが出来る可能性があり 良い面もあります。
仲良さそうな写真が載っていると
「明るそうだな・・」
と思ってもらえるので完全にアウトではないんですけど あまりお勧めできる内容ではありません。
先輩たちが仲良く盛り上がっている場所で 誰の紹介でもないまったく赤の他人がぽつん・・・
しかも、楽しそうな会話についていけず、
アウェー感丸出しでひとりぼっちで浮いている新人・・
そんなイメージを容易に想像してしまいます。
勤務歴の長い人たちだらけの職場に、
新人が入るのは 勇気のいること おなじ仲が良い職場をアピールするのであれば、
新人に直接どんなメリットがあるか? をアピールした方が、興味をもってもらえます。
例えば、
「新人さんを独りぼっちにしない職場です!」
「先輩が計画的にちゃんとお仕事を教えますので 安心ですよ!」
など、入った当初を想定できる文章を明記しましょう。
登場回数1位ながら全く存在感がない一言
求人で最多登場ワードの一つがこれ!
「応相談」
です。
「ご相談に応じます」
の気持ちを短い言葉で表現するとこれになるわけですが、
ほぼ存在感がなく、この文言を意識する応募者はいてません。
せっかく相談に応じる気持ちがあるのですから、
「働いてみたい時間・曜日・日数を
ぜひ、ご相談ください。
お子さんの事、介護の事などご事情を伺いながら
働き方を店長が一緒に考えます!」
くらいまで相談しやすさを前面に押し出した方が
応募する側にとっても、電話しやすいです。
「ざっくりしすぎ」で応募がしづらい定番ワード
「細かいことはとにかく面談でお話ししましょう」
という意味ですよね。
例えば、、ある飲食店で
「求む! やる気のある方 委細面談 連絡先○○」
という大胆なポップを見たことがあります。
詳しく「〇時~〇時」「1日〇時間以上」「週何回」 と細かく書かれると、
応募しにくいけど このようにざっくりしすぎても逆に応募しにくいです。
せめて
「時給○○円~」「勤務時間は〇時~〇時の間でご相談ください」
くらいは書かないと応募がくる確率は下がってしまいます。
また、一番聞きにくいのは
「お金」
の部分。
ひょっとしたら近所で一番時給が安いとしても 必ず明記をしないといけません。
時給以外の魅力があれば
応募はあるものなんですよ。
集まる求人と集まらない求人の比較
(両方とも掲載の許可をとっています)
下の2つの画像は実際に求人をした時の画像です。
どちらも同じ会社、同じ条件の内容です。
上の画像で出している時は、
半年、応募が0
でした。
集まらない求人の見本
問題点は
①仕事内容をこんなに最大に表示する必要なし!
②勤務時間パターンがきっちり決められており
相談できる余地なしの悪い例
③日祝出勤できる方←そう書くと平日の応募が全く来なくなる
④出金になっている
そこで、私が手直しして見る側に優しく、
思わず電話したくなる求人にしました。
集まる求人の見本
修正点
①ターゲット層に直接働きかける、
大きな文字のキャッチコピー
②トップにターゲットのイラスト
お子さんがいる家庭が目に留まる
③初心者でも気軽に応募出来るよう記入
④土日祝働きたい人もいれば、
平日だけ働きたい人もいるので
両方に声をかける
⑤パート探しの最大の要素
時間・曜日・日数
を相談できる呼びかけ
⑥長々と文章にせず、目に留まりやすく囲んだ表記
こうすることで、かけてきてほしいターゲット層に届く求人になります。
この求人にすることで、半年間 応募が0だったのが
3か月 8人
6か月 14人
の応募がありました。
出来るだけ早く、無駄なく求めるターゲット層のパート・アルバイトを雇うのが理想ですので
なかなか求人をだしているのに応募が来ない・・・
なかなかこないから応募がきたらすぐ雇って、
すぐ辞めてしまう・・・
そんなことが無いよう、頑張っていきましょう!