前回は、売上が上手く上がらず、
このまま店を閉めなきゃならないんじゃないか。
と考えた服屋さんが、どうせこのまま店を閉めることになるなら、
最後に自分の思いを込めたダイレクトメールを書いて、
それで反応がなかったらしかたないよな!
って思った店主が一生一台のかけで、ダイレクトメールを送った話。
そのダイレクトメール・・・・
実はすごく好調で、売上が一気に爆発した。
どういうことを書いたか?1ページ目はこうで・・・っていう事を書きました。
今回は2ページ目以降はどういうことを書いたかを書いていきます。
全てをまねしなくても良い・・・DMを出したことがあるなら、その内容を変えてみると売上に劇的な変化があるかもしれない。ここをこうするだけで・・・・
2ページ目には、訴えている詳細を書いてみる。
いくらにお得感があるのか?
セールの対象商品は?
ブランドは?
カテゴリーは?
関連のある情報等。
関連情報は絶対忘れないように・・・
あなたがどんなお店をしてようと、連絡先や店名、社名とかを入れ忘れていたらシャレにならないからね。
[pdf-embedder url="https://karasma.net/wp-content/uploads/2019/11/20191127170352.pdf" title="すごいDM 2"]
繰り返すけど、手書きのやじるしやアスタリスク、アンダーライン、
そしてそう、文章を使って、宣伝文句を手書きするだけで、
ダイレクトメールに強い個性を与え、
顧客一人一人に合ったセールスアプローチになる。
そして言うまでもなく、この乱れた、視覚に訴える手書きのメッセージと、
すべての商品が最大70%オフと具体的なメッセージはお客さんに響く!
3ページ目
ここまで読めば、お店がセールを行う理由や、何をいくらで売るのかがわかる。
そこで、次に大きくて太い手書き文字を大きなカッコで囲み、こう宣言する。
(しかし、お客様に対してこれだけでは私は納得しておりません!)
そして再び、1ページ目で最初に触れた”厚かましい袖の下”クーポンについて説明。
ここでは、何のクーポンなのか、いくら得になるかを詳細に説明する。
来店するだけでブランドの靴下が無料でもらえるクーポンまであることも書いてある。
この無料ギフトはプレミアムと呼ばれ、レスポンスを30%も増やす可能性を秘めている(詳しくは後日)。
[pdf-embedder url="https://karasma.net/wp-content/uploads/2019/11/20191127174508.pdf" title="すごいDM 3"]
全てのアプローチのほとんどは、これを読むお客様を対象に、
適当な数の顧客に手あたり次第にではなく、
一人の人として顧客に話しかけているとわかってもらう事を目的としている。
だから、
”私は本気です” ”今すぐおいでください” ”厚かましい袖の下を4枚差し上げます”
と書かれている。
目的は、読む人に、あなたが自分だけの為にDMを書いてくれているのだ
と思わせる事が一番大事じゃあなかろうか。
最後にはせかしているわけじゃないけど、期限を設定している。こうすることでお客さんの頭に何日までいかないと・・・とインプットされた。
4ページ目
4ページ目も同じように、このお店が地域で品質をうたっていて、
DMを受け取ったお客さんは優良顧客である事、
信じられないセールをしているのにこのレターを誰にでも送っているわけじゃないって
思いだしてもらう為に、個人にあてたメッセージが綴っていた。
そして、最後のページには、”厚かましい袖の下”クーポンがついているのでお客さんに最後までみてもらう工夫がしている。
[pdf-embedder url="https://karasma.net/wp-content/uploads/2019/11/20191127181401.pdf" title="すごいDM 4"]
5ページ目
このページには期限についての情報、さらには様々な種類の商品に使える4枚の手書きの割引クーポン-期限付き-についての情報が盛り込まれている。
”厚かましい袖の下”のアイデアは面白くて人目に引くし、
急いで書いたように見えて実は計画的に実行された
この長いダイレクトメールにマッチすると思う。
ぶっとんでいるからこそ、誰もが反応する
このダイレクトメッセージは、社会的にみれば成功している職業の方々が多く見て頂いた。銀行の頭取、会計士、医師、弁護士も反応を示しセールにやってきてくれた。
彼らはみな来店してくれたのだが、それは郵便受けに入っていた1通の郵便物をみたから。そして、それを無視できなかった。
手書きのようだ。重要なもののように見える。だから銀行の頭取、医師、弁護士が仕事から戻ってきたとき、彼らの妻は封筒を手にしてこう言った(すべて妄想です汗)
「読まないといけないんじゃないの?大事な手紙みたいだけど」(だから妄想です汗汗)
実際、それは重要だった。ありえないほどに重要だった!。
よく、考えてほしい。
汚い字で手書きされた5ページのダイレクトメールなど普通は読まないでしょう。
けれど、反応が違った。
彼らは1般に、高い教育を受け、専門的な職業についている、経済的に豊かな人たちである。
その人たちが、手書きのダイレクトメールに反応したのだ。
世の中には様々な、富裕層や貧困層、一番多い中流の家庭とかいろいろあると思う。
でもどんな人種の人たちでも言えることは、
面白ければ、人は反応する。
服屋さんの成功例と同じように、
あなたの顧客にだって
常識外れの広告にきっと反応を示すはず!
常識外れの広告には、
誰もが反応するのだから。