常識外れのチラシ
そのチラシを作り、折込で配布し、
爆発的な売上を記録したお店が存在する。
服屋さんだ。
それも小さな服屋さん。びっくりした。
非常識とは、別に突拍子もない、相手に迷惑をかける行為をしたんじゃないよ?
興味がある方は、読み進めてください。
その服屋さんは、売上が乏しく、今にもつぶれそうな感じだった。どうにかしないと・・・いつも、そんな事を考えてながら店番をしてたんだけど、ある日、ようやく決心した。
「このままじゃ、ほんとにつぶれる!。こんなに自分が選んだ良い服があって、着て喜んでもらえる自信があるのになんで売れないんだろう。どうせ、つぶれるなら最後に自分が納得するダイレクトメールを書いて、送ろう。
読んでもらえなかったら仕方ない。降参しよう。」
服屋さんは最後に自分でダイレクトメールを書いて送ることを選んだ。
ただ、普通と違うところは、
パソコンとかを使うんじゃなくて、手書きというところ。
手書きだから、文字の大きさはばらばら。また、大胆なカッコをつけたり、線で消したり、思いつくままに書いたように見せた。そのうえ,紙はわら半紙。
最後にそのダイレクトメールは5ページ書いた!
おいおい、読む人なんかいないんじゃない?5ページでしょ?
誰がそんなもの読むの?
僕は素直にそう思った。
ところがっ!
蓋を開けてみるとたくさんの人がそれを呼んだとの事。
それはおいおい話すとして、そのダイレクトメールは実は適当に書いてないらしい。
すべてはある目的に沿って書かれていた。
[pdf-embedder url="https://karasma.net/wp-content/uploads/2019/11/20191121172658.pdf" title="DM 1ページ目"]
それでは順に解説
1ページ目
最初のページは、セールをしますという告知、手書き文の理由、このダイレクトメールは優良顧客にしか送っていない事。そして、店が厳しい事、何か思い切ったことをしますという事を書いている。
重要
そのセールをする意味を伝える
(無料のランチっていう看板があったら、あやしさ100倍でしょ?)
なんで、服屋さんは、なぜ、びっくりするようなセールをしようとしているのか、
手書きの手紙を送ったのはなぜかを説明している
現実に優れたコピー・ライターやマーケターはみな、ストーリー仕立てで宣伝や広告を作っている。人はストーリーを聞くのが好き。なぜなら、みんなストーリーを聞いて育っているから。つまり、ストーリーを聞くよう教え込まれてるのだ。
2ページ目の解説へと続く