経営者が見るべき、売上増のポイントをわかりやすく解説。衣料店、飲食店、セールス等、お客様に響く秘策を伝授します。

差別化でさらに繁盛店へ りゅうのお店の売上のつぼ

どうでもよい話

改めてのながいながーいプロフィール3

2019年12月12日

わが店に二人のバイトが入った。

 

とおる君とアミ君だ。

 

 

 

 

とおる君が入って1か月がたった。

 

 

二人は友達で仲が良い。

 

 

だけど、同じ高1で、性格は全然違った。

 

 

アミ君は積極的に色々考え、動いてくれる。

さすがに高1だけあって、おいおいそれは子供が考える理屈だろ?

っていう部分もあるけど、

目的さえ先に言っておけば紆余曲折しながらたどり着こうとしてくれる。

 

 

でも、とおる君はどうだ。

 

まず第一に

 

 

力がない!

 

 

簡単に言うと非力だ。すごく・・・いやっ!

 

 

めっちゃ非力だっ!

 

 

 

 

 

 

 

僕の店はディスカウントショップ

 

 

雑貨や食料品も置いているけど、そのころの売上メイン商品は飲料だった。

 

もちろん、一本とかでも買えるんだけど、箱で売っていた。

 

色々なところで今は売っているよね?

 

 

けど、その当時は箱で飲料を売っているお店・・・

 

色々なメーカーの色々な種類を箱で売っているお店はあまりなかった。

 

 

水とかもアサヒやサッポロ、サントリー、キリン、コーラ等、

それこそ色々の水もケースで積み上げて売っていたんだ。

 

買いに来るお客さんは、店の台車を使って、

どんどんと飲料の箱を積み上げていき、

それをレジまで持ってきて清算・・みたいな流れで売っていた。

 

 

アミ君やとおる君には、その台車を代わりにレジまで押してくる

 

・・・あるいはお客さんから言われた飲料を売場に取りに行き、

 

台車に載せたりって感じだった。

 

 

アミ君は、お客さんに

 

 

「いらっしゃすっ~~~~!」

 

とか言いながら、接客し、はたで見てたらなんだこいつ?

 

みたいな感じでにこってしているお客さんが多かった。

 

多分、会話もわからないなりにこなせていたんだろうと思う。

 

 

 

それではとおる君はどうだろう。

 

とおる君は

 

 

 

 

プライドが高い!

 

 

お客さんが来たら

 

 

「いらっ・・・しゅー・・・」

 

と、店の前が大通りなんだけど、車がひっきりなしに通ってて

自分の声が車の音でかき消されているときは声をだしてるんだけど、

信号で車が止まる時に自分が声を出していると

店内に聞こえるようになるから、あわてて声を小さくしていく。

 

 

多分、まだ、恥ずかしいんだと思う。

 

 

それと、非力だからお客さんが

 

「アサヒの三ツ矢、250を2ケース!」

 

とか言うと、一ケースずつレジに持ってくる。ハアハア言いながら・・・

 

 

それを、アミ君が見て

 

「おまえ、三ツ矢くらい2ケース一度でもってこいよっ!

 

って、言ったらとおる君は

 

「うるせーよ。

昨日お母さんに無理するなって言われたんだよっ!」

 

 

って、怒鳴ってる。・・・・なんだかな。

 

20ケースくらい買って頂けるお客さんもいるわけで、

そんな時は二人でせっせと協力してる。

 

 

 

そんな感じで店は進んでいった。

 

 

 

そろそろだ・・・・そろそろ・・・・

 

 

 

 

そろそろやるときだ!

 

 

自分がどう動くか・・・一人で店をやってる時は、

もし、自分が自由に動けるならこうしよう、こうしたい!

そしてもっと売上をあげるんだ!

そしてその先は・・・・・・・・

 

 

妄想はこれくらいにして、夕方の時間

 

・・・それも3時間と決め、外に出る事にした。

 

 

やることは決まっている。

 

 

 

ディスカウントショップ巡りだ!

 

・・・・まだ、ドン・キホーテが動き出してない

・・・まだ今見みたいな店舗展開をしていない時代、

 

いくつかのディスカウントショップが乱立していた。

 

 

自分の店から2時間で回れる店舗、

そして1時間で帰ってこれるルート、

滞在時間などはずっと考えてきた。

 

そして、その日から僕の店は

 

 

劇的に変わっていく

 

 

客層が変わり、売れる商品も変わっていった。

今までは食料品、お菓子や調味料、

なんといっても飲料でほぼほぼ9割の売上だった。

残りの一割はペット商品。

 

 

売上も右肩上がりに増えていった。もちろん利益もだ。

 

 

何をやったかというと

 

 

 

①大手のディスカウントショップで売っている商品をメモ

 

②この季節だから売っていると思われる商品をメモ

 

③わざと従業員に接客をしてもらい、

わかりやすい、もしくはこれいいなって

思った言い回しなどをメモ

 

④自分の店にはないけど、直観でこれおもしろい!

売る自信しかない!って思った商品をメモ

 

⑤商品のメーカー、価格、問い合わせ連絡先が書いてあったらメモ

 

以上のメモを蓄積していった。

 

 

 

時間が勝負!

 

 

その時は、そんなに蓄えがなかったので次の給料日には大部分がなくなってしまう。

 

 

 

僕は帰ったら、矢継ぎ早にメモした連絡先に片っ端から電話していた。

 

 

「あのーすいません・・・○○っていう商品が欲しくて・・・」

 

「ありがとうございます。でしたらお近くのダ〇エーでお取り扱いがあります」

 

「いやっ・・ちがくて・・・

 

実は○○で売っているのを見て・・・それで・・あの・・欲しくて・・」

 

「あーそれはありがとうございます。

でしたら、そちらでご購入していただきたいのですが?」

 

 

 

 

 

 

 

・・・どこで間違っているんだろう

・・・どうして通じないんだ。

僕がこんなに商品を売りたいのに・・・

 

何いってんだ、この人。

 

 

 

 

しばしの沈黙が流れた・・・

 

 

お互いがお互いの出方をうかがっている。

 

 

倒すか倒されるか・・・・

 

 

 

勝負は一瞬だ!

 

 

 

「あのー・・・お客」

 

 

しまった・・・先を越された!

 

 

 

そう思った僕はあわててしまって

 

「いや、違うんですっ!

初めて(商品を)見た時から気になってしまって・・・・

(商品が)欲しいんですっ!

 

 

 

ど・・どうしたら会ってくれますかっ?」

 

 

 

 

 

「えっ!・・・・ガチャっ!」

 

 

って、切られた。

 

 

 

初めは意味がわからなくて、

なんで切られたのかをずっと考えていたんだけど、

後から考えたら「商品が」を言ってなかった事に気付いた。

そりゃあ切られるよね。

 

 

初めての電話でそういう事になったので、

一人で何度も鏡を見ながら受話器をもち、練習した。

その時はなぜか笑顔で電話した方がいいなんて思ってたから。

 

 

 

 

 

「あの、○○の商品についてお電話させて頂いたんですけど

担当者の方っていらっしゃいますか?」

 

 

 

完璧だ・・・

 

 

さすがに受話器をもちながら、笑顔で鏡に向かって練習しただけある。

・・・・なにをやってんだ、俺は・・・

 

 

 

「担当者は只今外出中ですが、なにか御用でしょうか?」

 

 

「実は先日、○イエーで○○を販売しているのを拝見したんですが、

私でも販売できるのかをご相談したくて

お電話したんですが・・・」

 

 

 

ふっ     完璧だっ!

 

 

 

と思ったら

 

 

「それでしたら、

ダ〇〇ーの電化製品を販売しているスタッフの方に

バイト募集しているか相談してくださいっ!ガチャっ!」

 

 

 

 

 

ち  がーうっ!

 

 

なんでダイエーで電化製品の販売をしたいみたいな事に

 

なってんだ。

 

あ、そうか僕が商売をしていてっていう部分が抜けてんじゃんっ!

 

 

 

気を取り直して

 

 

「はい、○○電気産業です」

 

「あ・あの、さっき電話させて頂いたんですが、

まだ、担当者の方はお戻りになられてませんか?」

 

 

「あ!先ほどの方ですね?ご応募の方はされましたか?」

 

 

「はい、とても良い感じで面接に望めると思います!」

 

 

ではなくてっ!・・・実は私、お店を経営しておりまして、

 

ぜひ○○の商品を取り扱いたいのですが・・」

 

 

 

「あ、そういう事ですね?先ほどは失礼いたしました。

 

では、後ほど担当者の方からご連絡させて頂きます」

 

 

という事で初めての電話は終わった。

 

 

これで、うちでもあの商品が売れるんだ。やったね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って思ったけど、

 

うちの店に○○の商品が登場するのはまだまだ長い道のりなのであった・・・・

 

<つづく>

 

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