恐怖は売れる。
こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。
私たちの周りには様々な恐怖が隠れています。
暴力事件の巻き添えで手足を失う恐怖、パソコンで記事を30ページ以上書いたのに、ハードディスクが故障したら?という恐怖。いつ何時おこるかわからない交通事故等。
考えれば、キリがないほど出会いたくない恐怖が色々。あと幽霊、お化けとか。
そういう時に対応できるように自然は、人間の体を作っていない。
恐怖を利用すればモノは売れる。でも、
「ワッ!怖いでしょう?だからこの商品を買ってくださいよ?」
なんていっても買うわきゃないよね。
そうじゃなくて
「恐怖の箱」を作り出すことによって、あなたの接客がすごい威力を発揮する。
それが出来たなら・・・・
次に、見込み客に自分の商品は申し分のない解決策になることを説明し、
それを証明し、あなたが売っている商品を使うことによって、
恐怖を軽減、もしくはなくせると相手に納得して初めて売上につながるのだ。
まあ、だからと言って生命保険のセールスで
「ある日、冷たくなって棺桶に横たわっている夫を、妻と子供が看取っている。彼の乾いて冷たい唇は、曲がった針と糸で縫い合わされている。針が歯肉を通って顎に突き刺され、上の顎を通って左の鼻へ。最後に口の中に戻り糸の両端が縫い合わされている。これはもちろん葬式の最中に父親の口がパかっと開かないようにするためだ」
気持ち悪さで興味がそそられるかもだけど、お客さんになるかもしれない人々にとっては、必要のない情報であり、どうでもよい文章でもある。
恐怖のベストな使用法は見込み客の気持ちを他の選択しから引き離す事!であって、自分の商品から引き離す事じゃない。
あなたが求めているのは、見込み客から「本当にこれを必要としていました」であり、「あきれた。もう読む必要ないよ」と言われる事じゃないからね。
もし、あなたが犬のトリマーだったら、最初の言葉はこうではいけない。
「人気があるスタイルが10種類ありまして、すてきなわんちゃんに仕上がりますよ?どれにしますか?」
本当に売れるトリマーは
「10種類の人気のあるスタイルをご提供できますが、その前に話しておきたいことがあります。私どもは他の業者さんのように危険な鎮静剤を使用していません。また、わんちゃんがトリミングテーブルに乗っているときに締め輪を使う事もしておりません。テーブルからもし、落ちでもしたら首が締まっちゃうからです。」
お客さんの注意を引いているところが創造出来ませんか?
あなたは間違いなくお客さんに好印象をもたれる事
間違いなしでしょう。
あなたのセールストーク・・・・挨拶を交わしたあとの会話を、
説得力のある際立った言葉で始める!これが大事!
相手の恐怖を上手に利用するというだけじゃなく、
一瞬にしてライバル業者に差をつけるなにか!が絶対必要。
おそらくライバルはこういうことを言わないだろうから。